一般社団法人 河合隼雄財団 | KAWAI HAYAO FOUNDATION

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一般財団法人 河合隼雄財団ロゴマーク

当財団のロゴマークは、画家・装幀家・絵本作家の安野光雅氏に描いていただきました。
安野氏は生前の河合隼雄と交流が深く、多くの著書の装幀を手がけられています。
ロゴマークと河合隼雄について、週刊朝日2013年1月25日号の安野氏のエッセイ「逢えてよかった」で紹介されました。

新着情報

河合隼雄『夢・神話・物語と日本人:エラノス会議講演録』(岩波現代文庫)が出版されました。

河合隼雄『夢・神話・物語と日本人:エラノス会議講演録』が

装いを新たにして岩波現代文庫から出版されました!

  

副題にあるように、

もともとは1983年から1988年にかけてのエラノス会議での5回の英語講演を

1冊にまとめて”Dreams, Myths & Fairy Tales in Japan”として

スイスのDaimon Verlagから1995年に出版されたのが最初で、

 

  

2013年6月に河合隼雄の七回忌を記念して、

河合俊雄代表理事が訳して岩波現代全書から

『日本人の心を解く―夢・神話・物語の深層へ』として日本語版が出版されていました。

 

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新年のご挨拶:2022年寅年

新年あけましておめでとうございます。

今年は河合隼雄物語賞・学芸賞が開催10回目の節目を迎えます。

今年もまた、どんな作品に巡り合えるか、楽しみですね。

 

2022年は寅年。

京都市左京区の鞍馬寺には、狛犬ならぬ阿吽の「狛虎」が鎮座しています。

 

   

 

雪解けの中、青空と赤い本堂のコントラストがとても美しく、心身ともに引き締まる思いがします。

 

 

『漢書』律暦志によると、

「寅」は 春が来て草木が生ずる状態 

を表しているとされるのだそうです。

 

コロナ禍下で我慢や苦労を強いられてきた人々にとって、

年明けとともに雪が解け始め新しい芽吹きが訪れますように。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

7月19日は河合隼雄の命日です。(2021年07月19日)

7月19日は河合隼雄の命日です。

雨男と呼ばれた河合隼雄の命日は、しばしば雨模様で迎えることも多いですが、

今年は真夏の強い日差しと蝉時雨が降りしきる中で迎えることとなりました。

 

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第九回河合隼雄物語賞・学芸賞授賞式が行われました

 

 2021年7月2日(金)、梅雨と初夏の入り交じるこの日に、第九回河合隼雄物語賞・学芸賞授賞式がホテルオークラ京都で開催されました。現在の社会状況を鑑み、感染対策に配慮しながら限られた関係者のみでの開催となりました。京都での参加が叶わなかった選考委員は、オンライン会議を通じて授賞式の様子を見守りました。

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第9回(2021年度)

第9回河合隼雄物語賞

〈選考委員〉小川洋子 後藤正治  (五十音順)

 

□授賞作□

 

『水を縫う 』 

                          2020年5月30日 刊行 集英社

 

寺地 はるな(てらち はるな)

 

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