2013年6月16日、京都大学百周年時計台記念ホールにて
シンポジウム「河合隼雄の事例を読む」が行われました。

これは、日本ユング心理学会第2回大会において開催されたもので、
河合隼雄先生七回忌記念大会とも銘打たれた大会においてのことでした。

JAJP河合隼雄の事例を読む

『新版 心理療法論考』(創元社)に収録されている事例、
「夢分析による学校恐怖症高校生の治療例」を
改めて読み、議論を深めてみようとの試みで、
3名の分析家が指定討論者として登壇し、議論を深めています。

このシンポジウムの記録が、日本ユング心理学会編
ユング心理学研究『河合隼雄の事例を読む』に収録され、
このたび刊行されました。

1974年、30年前の事例ですが、
こころが変化するプロセスについて、
改めて考えさせられるものとなっています。

この機会にぜひご一読ください。