一般社団法人 河合隼雄財団 | KAWAI HAYAO FOUNDATION

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一般財団法人 河合隼雄財団ロゴマーク

当財団のロゴマークは、画家・装幀家・絵本作家の安野光雅氏に描いていただきました。
安野氏は生前の河合隼雄と交流が深く、多くの著書の装幀を手がけられています。
ロゴマークと河合隼雄について、週刊朝日2013年1月25日号の安野氏のエッセイ「逢えてよかった」で紹介されました。

新着情報

河合隼雄著〈子どもとファンタジー〉コレクションⅤ 『大人になることのむずかしさ』が岩波現代文庫より発刊されました。

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本書は大人が青年をどう「取り扱うか」について述べるハウ・ツーの書物ではない。
現代のわが国の青年の直面している問題を、共に考えてゆこうとするものである。

そのような姿勢をとるとき、われわれは自分が完成した「大人」として、
未熟な青年をどう取り扱うかなどということではなく、
「大人とは何か」「自分はいったい大人なのか」などという問題が
自分自身につきつけられていることを感じとるであろう。

そのような問題意識をもって、「大人になること」について
共に考えてゆこうというのが本書の狙いである。

                                   -本文より引用
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大人になることのむずかしさ

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<河合隼雄物語賞・学芸賞記念講演会>の記事が毎日新聞に掲載されました!

2014年2月17日毎日新聞夕刊に
<河合隼雄物語賞・学芸賞記念講演会>小川洋子×山極寿一 公開対談
『森に描かれた物語を求めて―ゴリラとヒトが分かち合う物語―』についての記事が掲載されました。

写真・文は鶴谷真記者。

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東京・新宿で<河合隼雄物語賞・学芸賞>記念講演会が開かれました!

2月10日(月)、
新宿南口・紀伊國屋書店7Fにある「紀伊國屋サザン・シアター」で
当財団が主催する公開対談
『森に描かれた物語を求めて―ゴリラとヒトが分かち合う物語―』が開催されました。

ステージ写真(小)

第一回の記念講演会『村上春樹公開インタビュー in 京都 ―魂を観る、魂を書く―』は
2013年5月に京都で開催しましたが、

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河合隼雄『こころの読書教室』が新潮文庫より発刊されました!

河合隼雄『こころの読書教室』が新潮文庫より出版されました。
これは、『心の扉を開く』として、
岩波書店から2006年に出版された書籍が文庫化されたものです。

私は、自分の本を出したときは、
「読まなくていい」と言ってるんです。
「買うだけでいいんだから」って(笑)。

                   ――― 本文より引用

こころの読書教室

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河合隼雄『泣き虫ハァちゃん』が、「新京報」2013年度優秀児童書に選ばれました!

ハァちゃんの名前は、城山隼雄。六人の男ばかりの兄弟の五番目である。
 ハァちゃんは大変困ったことに、泣き虫なのである。平素は楽しく元気にしているのだが、何かの加減で体中がじーんとなってくると、もうたまらない。いくら歯を食いしばって頑張っても涙の方が勝手に流れ出してしまう。

                   ―――『泣き虫ハァちゃん』より引用

泣き虫ハァちゃん

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